真の母の価値

価値は、どうやって決まるだろうか。その創造の目的によって決定されていく。

ここで「原初の神は男だった」という仮説に基づいて検証していく。

男である神が最初に創造したいと願ったのは「実体の女性」である。それも娘ではなく、妻でなくてはならない。そこからエバの創造が始まった。

そのエバを喜ばせるための神自身の体としてアダム構想が始まった。

そのアダムとエバに対して最高の権限を与えたいと考えた。それが愛し合う二人に生命を誕生させると言いう本来神だけの権限を相続させた。こうして人類を生み増やす喜びをアダムとエバに準備した。そして、その人類が快適に暮らせるようにと様々な万物を準備した。

こう考えると、創造の順番は、①エバ②アダム③人類④万物という順番になる。

エバを喜ばせるためにアダムを作ったのなら、神様の優先順位はアダムよりエバである。エバとアダムの喜びのために人類を作ったのなら、神様の優先順位は、人類よりはアダムとエバが高い。もちろん万物よりも人類の優先順位が高いのは当然のことである。

原初の神様が男であるので、エバを最優先しようするのは、当然なのかもしれません。極論すると男としての神様は、エバを喜ばせるためにアダムを作り、エバを喜ばせるために人類を作り、エバを喜ばせるためにこの大宇宙を138億年かけて創造したのです。

ところがそのエバが堕落して以来、神様の目的は再びエバを探し求めることにあったのです。もちろんメシヤ降臨も神の目的ではありましたが、メシヤの大きな目的の一つは再臨のエバつまり、真の母を迎えることにあったのです。

真の母こそ、神様が探し求めてきた、宇宙創造の目的だったのです。

真のお母様を喜ばせるために、真の父を準備し、真のお母様を喜ばせるために人類を準備し、真の母を喜ばせるために万物を準備したかった天の父母様だったに違いありません。